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2023/02/21
家づくりコラム
全国トップクラスの気密性能! 全棟で行う「気密測定」とは?

皆さん、こんにちは!
フタガミホーム&ガーデンの広報担当です。

家づくりについて調べていると、さまざまなところで「高気密」や「高断熱」といったワードを目にする機会があると思います。フタガミも「高気密高断熱住宅」を謳っていますが、これには明確な基準がありません。だからこそ、性能を表す数値の中でも実測値で評価ができる「気密」を全棟で測定しています。
今回は、私たちが実施している「気密測定」についてご紹介したいと思います。

気密性とは?

気密性とは、家の中の隙間の量を示したもので、隙間が少ないほど気密性が高いということになります。
気密性は、断熱性、省エネ性に関わる重要な指標で、気密性が高ければ室内の空気が外に漏れにくく、外の空気が室内に入りにくいため、季節を問わず快適に過ごすことができます。気密性が高い家は、冷気や暖気だけでなく、花粉、PM2.5などの汚染物質の侵入も防ぎます。

一方、気密性が低いということは、家の中の隙間が多く外気が室内に入りやすく、室内の空気も外に逃げやすい状態です。そのため、冷暖房効率も悪くなってしまいます。どんなに優れた設備も、そもそもの家の隙間が多いなら、本来の性能を発揮できなくなってしまいます。
また、外の音が聞こえる、結露が発生しやすい、温度差による体への負担が大きくなる、といった健康への影響もあります。

1棟1棟で気密測定を実施

気密測定では、専用の機械を使って家の中の隙間の量を調べます。断熱材を施工した後、全ての窓を閉めて1箇所に器具を取り付け、機械を回して家の中の空気を吸い込みます。測定された数値によって気密性能を確認できます。この測定によって算出された値がC値=隙間相当面積で、【家全体の隙間の合計(㎠)/建物の延床面積(㎡)】という計算式で算出しています。

フタガミは、全棟で気密測定を実施しており、全国トップレベルのC値0.3以下をクリアしています。また、実測したデータは書類として残し、お施主様にも報告書としてお渡ししています。

どんなに優れた断熱材や換気システムも気密性能が良くなければ、その性能を十分に発揮できません。確かな気密施工を施すことで、寒い冬でも快適な室内環境で過ごせるのはもちろん、結露しにくく構造体にも人にもやさしい高断熱の住まいを体感できます。

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