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FEATURE BEST3

2022/02/10
施工事例
【リノベーション事例紹介】住居+貸オフィスという空き家の新しい活用法

皆さん、こんにちは!
フタガミ ホーム&ガーデンの広報担当です。

高知県は、空き家の件数が全国でもトップクラス。空き家問題を未来に持ち越さないために、さまざまな活用法が模索されています。
今回ご紹介させていただくのは、空き家の新たな活用法を模索したリノベーション事例です。

誰でも使えるセカンドハウス

住むためのリノベーションは主流ではありますが、それ以外にも空き家の活用法は無限にあります。お施主様は、当初セカンドハウスを想定してこの物件を購入されましたが、近年空き家問題が深刻化する中で、新しいカタチで空き家を使って何か付加価値のあるおもしろいことができないか、と考えました。そこで思いついたのが「誰でも使えるセカンドハウス」でした。

単なるセカンドハウスではなく、住まいの機能にプラスして地元や県外から訪れた人が自由に活用できる場所、「住居+貸オフィス」という位置づけの空き家の新しい活用法です。

空き家のポテンシャルを生かしつつ、新たな価値を生み出す

昔の建物は、一棟一棟職人さんの手で丁寧に建てられた家が多くあります。実際にこちらの物件は、建物そのものは築60〜70年でありながら、当時の職人さんが丁寧に作っているので、今でもそのまま使える造作物がたくさん残っている状態でした。
私たちフタガミがリノベーションをするにあたって大切にしているのは、空き家のポテンシャルを生かしつつ、新たに手を加えるものとどう掛け合わせるか。新たな価値を生み出すリノベーションを実現すること。

今回の事例では、もともとあった特徴的な木の建具を全て残しています。新たに加える材料や素材には、特別なものや高価なものは一切使っていません。
テーブルは職人が手作りして、椅子はIKEAでコーディネート。照明は裸電球を空間の雰囲気に合わせてバランスよく配置しました。また、床材はお施主様が息子様と一緒にDIYで塗装して仕上げました。

今回は、具体的な計画から家具や照明のコーディネートまでトータルでプランニングさせていただきました。最初にご希望の予算を伺い、あとはある程度お任せいただいたことで、デザインと費用のバランスがとれたクオリティの高い空間に仕上がっています。

こちらは実際に、貸しスペースとして様々な方からお問い合わせをいただいているようです。オフィスとしてはもちろん、友達や家族と別荘のように楽しめる空き家の新たな活用法を模索した事例です。

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